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【簡単解説】不動産買取と仲介の4つの違い

家を売る場合、選択肢は大きく分けると2パターンあります。「買取」と「仲介」です。特に難しいことはなく、誰に家を売るかによって名前が異なります。

今回は「買取」と「仲介」をシンプルに簡単解説していきます。家の売却をお考えの方は、まずはこの違いについて学んでいきましょう。

買取と仲介の大きな違いは相手が「不動産会社」か「一般の買い手」かだけ!

「買取」と「仲介」の一番の違いは、家を誰に売るかという点です。

不動産会社に売る場合は、「買取」と言います。また、一般的な買い手に売る場合は、仲介業者(不動産会社)が間に入り、「仲介」と呼びます。

もちろん、売る相手が不動産会社か一般の買い手かによって、さらなる違いはありますが、これについては後述したいと思います。

「買取」「仲介」は普段の生活でも実践している!リサイクルショップとフリマアプリについて

「買取」と「仲介」は難しいものではなく、私たちも普段の生活で活用しているのです。

例えば、不要になったものを売る場合、リサイクルショップで査定してもらってその場で売り払うことがあるかと思います。

また、メルカリ等のアプリを使い、ご自身で金額を決めて、不要なものを売ることもあるでしょう。

これらも不動産における「買取」と「仲介」の仕組みと同じなのです。

▼「買取」と「仲介」のイメージ

  • リサイクルショップで物を売る→「買取」
  • メルカリ等で物を売る→「仲介」

それぞれの違いを大まかに説明したところで、メリット・デメリットが見えてくると思います。

リサイクルショップでは、その場で査定して、すぐに現金化できます。その代わりに、買取金額は相場より安くなってしまいます。また、買い取ってくれないケースもあります。

メルカリ等のフリマアプリでは、自分で金額を決めることができ、買い手もフリマアプリのシステムが探してくれます。その代わりに、長期間売れないケースもありますし、売れた場合もフリマアプリの運営会社に手数料を支払わなければいけません。

損得を考えた場合、どちらが得をするかは取引する期間や売る物によって大きく異なるでしょう。これは不動産における「買取」「仲介」も同様です。

次に、具体的な違いを紹介していきます。

1.買取と仲介では「期間」が違う

上述の通り、不動産会社に売る場合は相手が既に存在しているため、査定を行えばスムーズに事が進むでしょう。

しかし、一般の買い手となると、まずは対象となる人を探さなくてはなりません。

この違いによって家が売れるまでの期間が大きく異なるのです。

業者の中には、買取保証を謳っているところもあります。これは「仲介」で契約し、売れなかった場合に不動産会社が買い取ってくれる仕組みのことです。

一定期間は仲介として買い手を探してもらい、買い手が見つからなかった時に不動産会社が予め定めた金額で買いますという保証です。

2.買取と仲介では「金額」が違う

基本的に、「買取」の場合は不動産会社が自社の利益を考慮した金額を提示するため、相場よりも安くなります。また、売却する家によっては不動産会社がリフォームなどをするため、その分の費用を差し引いた金額で売ることになるでしょう。

一方で「仲介」の場合は、買い手さえ良しとなれば、希望の金額で売ることができます。仲介手数料は売却価格の3%+6万円です。

つまり、金額は買い手が見つかるかどうかによって、その差が大きく変わります。

3.買取と仲介では「責任」が違う

これもリサイクルショップとフリマアプリの違いに似ています。

リサイクルショップでは、売却後にトラブルになるケースはほとんどありません。買い取ったリサイクルショップの責任なので、後から不備があったとしても、返金要請はないです。

しかし、フリマアプリでは、売却後に「傷があった」「不良品だった」などとクレームやトラブルになることが頻発しています。※その後の対応についてはフリマアプリの運営会社による

不動産における「買取」と「仲介」でも同様です。「買取」では瑕疵担保責任がなく、「仲介」では責任があります。

瑕疵担保責任とは、家の引き渡し後に発見された問題に対する責任です。例えば、配管の不具合や漏水、シロアリなど…目に見えない欠格に対しての責任です。場合によっては、白紙解約などの可能性もあります。

4.買取と仲介では「プライバシー」が違う

「買取」では、不動産会社と取引をするため、プライバシーを守ることができます。家の内覧は査定時の1度きりですし、広告をうつ必要もありません。

対して、「仲介」では買い手を探さなくてはいけないため、必然的に家を公の場に晒すことになります。閲覧対応は買い手が見つかるまで行われますし、広告をうつ場合は多くの人に知られてしまいます。

どっちがいい?買取と仲介のメリット・デメリット

さて、ここまで「買取」「仲介」の解説をしてきましたが、どちらにメリットがあるのでしょうか。

これは家を売りたいと考えているあなたが何を基準にしているかによります。

金額・期間・責任やトラブル回避・プライバシー…何を第一に考えるかによって変わってきます。

また、相場が全てではなく、人と人との縁も重要です。いわゆる買い手が見つかるタイミングです。もしかすると、不動産会社が言う相場よりも高い金額でその土地や家を望んでいる人がいるかもしれません。

まずはお気軽に弊社までご相談ください。事例を含めてご提案させて頂きます。