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銀行からの督促状と催告書について【違い・対処法】

住宅ローンの支払いせずに放置していると、銀行から電話や手紙が届きます。更にその手紙に対処しないと、手紙は文面を変え、何度か届きます。これが督促状や催告書です。

「督促」「催告」の文字に萎縮してしまい、手をつけずにいると…取り返しのつかない事態になることも。

今回は督促状や催告書について解説していきます。既に同様の通知書が届いてしまった人も、慌てずに対処してください。

ローン滞納…銀行から手紙が。

住宅ローンを滞納すると、1〜3ヶ月の間に何通か手紙が届きます(入電もあります)。段階としては督促状→催告書というような流れで、いずれも滞納分の支払いを求める内容となっています。

支払いが難しく、督促状や催告書に対応しない(できないと思っている)人は多く、この通知書は放置されがちです。

怖がらず、慌てずに銀行に連絡し、滞納理由や返済金額について相談しましょう。

督促状と催告書の違い

2つの通知書の内容はほとんど同じですが、文面や銀行側の今後の対応が異なります。

まず、督促状は滞納分を支払ってくださいという請求書のようなものです。比較的優しい文面で、記載された期日内に支払えば問題ありません。滞納理由が「手違い」のケースもありうるため、銀行側も丁寧です。

続いて、催告書は厳しい文面に変わります。改めた期日に間に合わないようであれば、法的処置をするようなことも書かれています。こちらは警告もかねています。

また、催告書は内容証明郵便で送られてくることが多いです。これは債務者側が通知書を受け取っていないという虚偽を阻止するためです(請求時効を止める役割もあります)。

▼ポイント

  • 督促状も催告書も支払いを求める内容である
  • 督促状は支払いを求めるだけ、催告書は法的処置をとる旨も記載されている
  • 催告書は法的処置のための第一段階として「内容証明郵便」で送られてくる

銀行から督促状や催告書が届いた時の対処法

他の記事でもご説明している通り、早急に銀行に連絡してください。支払うことができても、できなくても、滞納している時点で連絡することは必須です。

しかし、闇雲に連絡するのではなく、下記のことを考えておきましょう。銀行に連絡して「払えません、どうしましょう…」などでは銀行も対応してくれません。誠意を持って、前向きに支払っていく姿勢を示すため、下記のことはある程度考えておいたほうがいいです。

▼連絡する前に準備すること

  • 正当な滞納理由をまとめておく
  • 滞納分の支払いがいつまでにいくらできるか計算する
  • 今後の滞納防止策として、どのように返済していくかまとめておく

万が一、催告書の期限が切れてしまっても同様です。早急に対応しなければ、ローンの一括返済を求められてしまいます。

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