森林や農地はなかなか売れないのが現状ですが、維持費もかかってくるので早々と手放したいのが本音です。
今回は山林(森林・農地)などを寄付して処分する方法や引取先を紹介しようと思います。
山林の引取先一覧
山林は需要が偏っているため、買い手を探すのが困難です。
仲介業者に依頼し、ウェブサイト等へ掲載していても、売れ残っているケースが非常に多いです。
しかし、そのまま放置していると維持費もかかりますし、山林トラブルが発生した場合、リスクも大きいです。
可能であれば、売れない山林は寄付をして処分することをおすすめします。主な引取先は以下の通りです。
- 自治体
- 個人
- 法人
- 専門業者
自治体へ寄付・処分してもらう
各市区町村では、森林や農地などの寄付を受け付けている場合があります。公式のウェブサイトには記載がないことが多いので、念の為に問い合わせてみましょう。
また、寄付したい山林によっては断られてしまう可能性もあります。
使い道がない山林や財政を悪化させてしまうような山林は受け付けてくれないことが多いです。
個人へ寄付・処分してもらう
山林の売買は個人間(知り合いや親戚・近所の人など)で行われることも多いです。町内会に相談し、チラシや回覧板などで告知してもらい、引取先を探してみましょう。
なお、山林を受け取った人は贈与税を納める必要があるので注意が必要です。
法人へ寄付・処分してもらう
山林を活用している法人へ寄付する方法も手段の1つです。
個人間で寄付では譲渡所得税はかかりませんが、営利法人に寄付する場合は課税対象になります。なお、非営利団体や公益法人への寄付は、適切な書類を申請することで譲渡所得税が非課税になります。
買取業者へ売却
寄付ではありませんが、山林処分で1番簡単な方法は山林買取業者への売却です。
一般的な不動産ほど高い値になることはあまりありませんが、面倒な書類の準備も不要ですし、費用がかかりません。
仲介と異なり、買い手を探す手間もないので、すぐに処分することができます。
山林寄付で発生する税金
山林を寄付した場合、引取先によっては寄付した側も税金がかかります。以下の通りです。
- 自治体→課税なし
- 個人→課税なし
- 営利法人→譲渡所得税がかかる
- 非営利法人→非課税
山林寄付できない場合は、買取業者へ売却!
山林を寄付する場合、その引取先はいくつかありますが、どれも確実に処分・手放せるわけではありません。
自治体や法人では山林の価値が見られますし、個人では買い手を探すことが大変です。
山林寄付が難しい場合は、買取業者へ相談してみましょう!
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