任意売却を検討中の方は、悪い点やデメリットについても考えると思います。しかし、いくらネットで調べても、良いことばかりしか載っていません。選択に失敗したくないという思いから、余計に不安になると思います。
今回は、任意売却のサポートも行っている不動産会社スミカによる「任意売却のデメリット」を正直に解説していこうと思います。任意売却のあらゆる面をご案内することが私たちの役割だと考えています。
もくじ
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本当に良い選択!?任意売却をする上で知っておきたい事
住宅ローンの残債が支払えずに困ってしまった時、その解決方法として「任意売却」という選択肢があります。弊社でも任意売却についての無料相談や無料査定等を行っており、お客様が抱える問題を解決へとサポートしています。
しかし、むやみに任意売却を案内するのではなく、あくまでも1つの可能性として任意売却という選択肢を紹介しているに過ぎません。それは、一概に全てのお客様が任意売却で問題を解決できるとは限らないからです。
任意売却にはメリットもあれば、デメリットもあります。このデメリットがお客様の問題を遮ることもあれば、新しい道を作ることだってあります。
専門業者へ相談する前に、まずは正しい選択をするために任意売却のデメリットについても理解していきましょう。
任意売却の悪い点・デメリット
一般的に考えられる任意売却の悪い点・デメリットは以下のとおりです。
- 数ヶ月以上の滞納が必要
- 債権者(銀行)の同意が必要
- 連帯保証人の同意が必要
- 競売の危険性
- 信用情報への掲載
専門業者の選定や各方面への同意などの負担を省いたとして、デメリットを大きく分けると5つあります。そのうち、滞納の必要性と信用情報への掲載については、後で説明することにします。
まず、債権者の同意についてですが、任意売却をするためには債権者との話し合いのもとに承諾が必要になります。住宅ローンを組む際に、不動産を担保としているため、勝手に売却をすることができないためです。この時、専門業者を仲介して交渉しますが、必ずしも成功するとは限りません。債権者の希望と債務者の希望が合わない・業者のミス等で白紙になることもあります。
次に、連帯保証人の同意です。滞納が続くと、請求は連帯保証人のもとに届きます。これを支払ってしまうと、任意売却はできません。また、このような流れで連帯保証人に迷惑がかかってしまいますし、連帯保証人と連絡が取れないケースでも同様に任意売却ができません。※時間とコストをかけて対処する方法はあります
最後に、競売の危険性についてです。任意売却で買い手が見つからない場合は、そのまま競売にかけられてしまうというデメリットもあります。競売についてはコチラの記事に詳しく書いています。
滞納と信用情報への掲載については、確かにデメリットではありますが、既に滞納が数ヶ月続いている状況で任意売却を考えることが一般的ですし、その点を改めてデメリットに加える必要性がないかと考えられます。さらに、滞納が続いている段階で信用情報は掲載されてしまうので、任意売却と直接的な関係性はありません。詳しくはコチラの記事を参考にしてください。
ポイント:任意売却における、よくあるデメリットの「滞納の必要性」「ブラックリストへの掲載」は直接的に関係はない。また、各方面への交渉や専門業者の選定等の負担(心的・コスト・時間)は、任意売却に関わらず、問題を解決する上で必要なことである。
注意すべきデメリットは、任意売却の成功率が不透明であること。債権者との話し合いや連帯保証人の同意、買い手を見つけること…など、思いがけないところで白紙になる可能性がある。また、この点を「相談」の段階で見抜けない専門業者も存在し、いざ話を進めたときに問題が解決されないケースもある。
業者が隠す「任意売却の隠された裏側」
今回ご紹介したとおり、任意売却は決して良い話ばかりではありません。問題を解決するためには、犠牲にしなければいけないこともありますし、明るい話だけではありません。
任意売却を案内している会社や専門業者は、このあたりの「裏側」「ネガティブな要素」を説明せず、希望ばかりを与えているような印象があります。もちろん任意売却を行って、明るい未来を手に入れたお客様もいらっしゃいます。しかし、それは1つの事例であって、悪い点や悪い例もお伝えしなければいけないと私たちは考えています。
大切なお客様の財産(家)を売買する契約です。お客様と私たちの信頼関係こそが、明るい未来を作るための一歩であると思います。私たちスミカでは、お客様の現状や良い例・悪い例を挙げつつ、誠意をもって全力でサポートさせていただくことをお約束致します!
任意売却と自己破産に関するご相談ならスミカにお任せ!
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