群馬県の森林面積や林業に関する制度・届出、山林の価格相場など、山林売買に役立つ情報をまとめました。
群馬県の森林面積は?
林野庁による2012年のデータによると、群馬県の森林資源の状況は下記の通りです。
- 群馬県の森林は全国で第21位
- 群馬県の山林面積 424,171ha
- 群馬県の天然林面積 219,405ha
- 群馬県の人工林面積 178,179ha
出典元https://www.rinya.maff.go.jp/j/keikaku/genkyou/h24/index.html
群馬県の林地・農地価格の相場はいくら?
※2022年時点のデータを元にしています
近年では価格の変動は安定しているが、農地価格は2007年から大幅な減少が続いている。一方で林地価格は2022年に若干上昇気味なので期待したい。
群馬県の林地価格の平均
平均坪単価 2,686円/坪
群馬県の林地価格の推移
2009年と2018年に大きな価格の減少が見られるが、2022年にかけて再度上昇し始めている。全体的に価格の変動は緩やかであり、今後の価格上昇も見込みがある。

群馬県の農地価格の平均
平均坪単価 3,512円/坪
群馬県の農地価格の推移
2007年と2022年を比べると、農地価格は半分以下になっている。2011年から急激に価格が下がり、2014年頃から数値は安定している。

群馬県の山林に関する制度・施策
森林の土地の所有者届出制度
平成23年4月の森林法改正により、平成24年4月以降、森林の土地の所有者となった者は市町村長への事後届出が必要になる。
林地開発許可制度
国民の生活及び地域社会における森林の果たす役割の重要性にかんがみ森林の有する多面的機能の高度発揮を図る観点から、森林において開発行為を行う場合にその有する機能を阻害しないよう、保安林制度と連携を図りつつ、森林の土地の適正な利用を確保する制度。
伐採および伐採後の造林の届出等の制度
森林所有者などが森林の立木を伐採する場合、事前に伐採及び伐採後の造林の計画の届出を行わなければいけない。
造林補助制度
森林の造成や間伐などの森林整備を支援する。
森林の土地の所有権移転等の事前届出制度(群馬県水源地域保全条例による事前届出)
森林の土地の所有権の移転等などの契約をしようとするときは、群馬県水源地域保全条例による事前の届出が必要。
届出が必要な契約は次のとおり。
- 贈与契約
- 売買契約
- 交換契約
- 地上権の設定又は移転契約
- 地役権の設定契約
- 使用貸借による権利の設定又は移転契約
- 賃借権の設定又は移転契約
林業金融制度
貸付
- 林業・木材産業改善資金
- 林業後継者等特別対策資金
- 木材産業等高度化推進資金
- 間伐材生産流通資金
助成
- 林業近代化資金利子助成
群馬県の山林に関する問い合わせ先
環境森林部
群馬県 各市町村の林地台帳制度について
林地台帳制度について
市町村が統一的な基準に基づき、森林の土地の所有者や林地の境界に関する情報などを整備・公表する制度。
「林地台帳」と以前からあった「森林簿」の違い
林地台帳
- 市町村が整備している
- 地番単位で細かく記されている
- 土地の所有者や林地の境界情報が記されている
森林簿
- 国が主体となって制度している
- 小林班を単位とし、大きな範囲でしか記されていない
- 森林資源情報や施業履歴が記されている
藤岡市
- 担当部署:森林環境部森林課森林政策係
- 閲覧の可否:可
桐生市
- 閲覧の可否:可
甘楽郡下仁田町
- 閲覧の可否:可
利根郡片品村
- 担当部署:農林建設課
- 閲覧の可否:可
吾妻郡嬬恋村
- 閲覧の可否:可
その他 市町村の林地台帳制度に関する案内を見つけることができませんでした。改めて各自治体へお問い合わせください。
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