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住宅ローンで気になる金利問題「変動型」と「固定型」を簡単解説

大幅な円安が続く現在、住宅ローンの金利はどうなるのでしょうか。

これから住宅を購入する方、検討している方は、今一度「住宅ローンの金利」について考えてみてください。

金利が変動するタイプが良いのか、一定期間同じままが良いのか。金利の差なども考慮し、見直してみましょう。

変動&固定、何が違う?

住宅ローンの金利は、ざっくり分けますと、金利が変動するタイプの「変動型」と5年・10年など一定期間同じ金利が適用される「固定型」があります。

金利が定期的に見直される変動型に対し、固定型は定められた期間内の金利が変動することはありません。

さらに、固定型には年数が決められていますが、借入中の全期間に金利が変わらない全期間固定型もあります。

気になる金利の設定基準ですが、固定型は国債の利回りを反映した金利設定が元になっており、変動型は各銀行の独自の基準が設けられています。

それぞれの再設定期間は、固定型では毎月、変動型は半年ごとです。

人気は変動型!その理由は金利の低さ

どっちがお得?人気は「変動型」

先に結論を述べますと、どちらがお得かは誰にも分かりません。

金利が上昇するかどうかは予想できないためです。

そのため、各銀行で返済シミュレーションを行い、あらゆるリスク分散をしておくことをオススメします。

世論調査では、住宅金融支援機構が「民間住宅ローン利用者実態調/2021年4月」を実施しており、全体の7割が変動型を選択していることがわかっています。

これは現時点では変動型の方が低金利であるためです。

さらに、ローン審査においても変動型には大きなメリットがあります。

金利が低い変動型では、返済額が少なく見積もられ、ローンの審査が通りやすくなるのです。

このような背景が変動型が人気を博している要因です。

あらゆる角度から返済シミュレーションを。

現在、大幅な円安が続いています。また、日本や各国の情勢により金利が大きく変動する可能性もあります。

まずは、金利の振り幅を想定した返済シミュレーションを行い、余裕をもった返済が可能かどうかを一つ一つ判断していきましょう。