埼玉県の森林面積や林業に関する制度・届出、山林の価格相場など、山林売買に役立つ情報をまとめました。
埼玉県の森林面積は?
林野庁による2012年のデータによると、埼玉県の森林資源の状況は下記の通りです。
- 埼玉県の森林は全国で第41位
- 埼玉県の山林面積 121,261ha
- 埼玉県の天然林面積 59,837ha
- 埼玉県の人工林面積 59,860ha
出典元https://www.rinya.maff.go.jp/j/keikaku/genkyou/h24/index.html
埼玉県の林地・農地価格の相場はいくら?
※2022年時点のデータを元にしています
林地価格は2021年の成田市小菅の取引価格によって、大きく推移が変動している。この取引によって平均額が高くなっていることを注意してほしい。
埼玉県の林地価格の平均
平均坪単価 16,660円/坪
埼玉県の林地価格の推移
2013年以降は林地価格の平均は10,000円台をキープしている。2009年には所沢市で高額な取引があり、グラフにも目立つように表れている。この取引の影響で平均坪単価が多少高くなっている。

埼玉県の農地価格の平均
平均坪単価 30,887円/坪
埼玉県の農地価格の推移
2009年から急激に価格が減少し、2022年に再度上昇している。近年では三郷市などで取引が行われており、坪単価が上昇している要因でもある。

埼玉県の山林に関する制度・施策
森林の土地の所有者届出制度
平成23年4月の森林法改正により、平成24年4月以降、森林の土地の所有者となった者は市町村長への事後届出が必要になる。
林地開発許可制度
国民の生活及び地域社会における森林の果たす役割の重要性にかんがみ森林の有する多面的機能の高度発揮を図る観点から、森林において開発行為を行う場合にその有する機能を阻害しないよう、保安林制度と連携を図りつつ、森林の土地の適正な利用を確保する制度。
伐採および伐採後の造林の届出等の制度
森林所有者などが森林の立木を伐採する場合、事前に伐採及び伐採後の造林の計画の届出を行わなければいけない。
森林整備地域活動支援交付金
国及び市町村と連携して森林整備地域活動支援交付金を交付することにより、意欲と能力を有する森林所有者又は森林経営の委任を受けた者が、計画的かつ適切な森林整備の推進等を図るために行う地域における活動を支援し、森林の有する多面的機能を確保しようとするもの。
埼玉県水源地域保全条例
水源地域内の土地(現況森林であって、かつ、地目が山林・原野・保安林)の所有権、地上権、地役権、使用貸借権、賃借権の移転又は設定を対象とした事前届出制度。
林業経営支援
寄居林業事務所では、林業普及指導、林業経営の支援を行っている。
間伐が必要な箇所があれば森林組合又は寄居林業事務所へ相談。近隣の森林と団地化し、間伐で収入を得られるように支援している。所有者が森林組合に間伐を頼んで実施した場合、補助金がでる。
中山間地域等直接支払制度
中山間地域の田畑が持つ多面的機能を維持するため、継続的な農業生産活動を行うための協定を締結した集落等に対して、平地農業との農業生産費の差を補てんする制度。
埼玉県の山林に関する問い合わせ先
農林部
埼玉県 各市町村の林地台帳制度について
林地台帳制度について
市町村が統一的な基準に基づき、森林の土地の所有者や林地の境界に関する情報などを整備・公表する制度。
「林地台帳」と以前からあった「森林簿」の違い
林地台帳
- 市町村が整備している
- 地番単位で細かく記されている
- 土地の所有者や林地の境界情報が記されている
森林簿
- 国が主体となって制度している
- 小林班を単位とし、大きな範囲でしか記されていない
- 森林資源情報や施業履歴が記されている
川口市
- 担当部署:農政課
- 閲覧の可否:可
- 情報提供の可否:紙資料(可)・電子データ(可)
秩父郡長瀞町
- 閲覧の可否:可
- 情報提供の可否:紙資料(可)・電子データ(可)
その他 市町村の林地台帳制度に関する案内を見つけることができませんでした。改めて各自治体へお問い合わせください。
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