事故物件や訳あり物件を所有しているオーナー様の中で、なかなか物件が売れないと悩まれている方も多いと思います。
なぜ売れないのでしょうか？どのようにすれば売れるのでしょうか？
今回は事故物件や訳あり物件について、また売れ残ってしまう原因や解決方法を簡単に紹介していきます。
事故物件・訳あり物件って、どんな物件？
ひとえに「事故物件」「訳あり物件」といっても、その定義や考え方は様々です。
しかし、大きな括りでいえば「訳あり物件」があり、その中に「事故物件」というカテゴリーがあるとイメージしてもらった方が分かりやすいかと思います。
訳あり物件
- 事故物件（自殺・他殺・孤独死）
- ごみ屋敷物件
- 立ち退き物件
続いて、事故物件・ごみ屋敷物件・立ち退き物件を詳しく解説していきます。
事故物件
事故物件とは、基本的には住んでいる人が亡くなった場所となる物件のことを指します。つまり、入居者が「殺人」「自殺」「自然死」により亡くなってしまった物件を意味します。
しかし、全ての「死」が事故物件に認定されるというわけではなく、寿命による自然死かつ早期発見された場合などは、事故物件とは認定されません。
亡くなった部屋＝事故物件という認識ではなく、実際は事例などから決まることが大半なのです。
この辺りはまだまだ議論の余地があり、国交省は新たな指針案を発表しました。
ごみ屋敷物件
ごみ屋敷物件とは、生活する中で増えてしまったごみや収集してきたものなどで部屋が溢れかえってしまっている物件を指します。
オーナー様ご自身でそのような状況を作り出してしまったケースもあれば、相続した物件がごみ屋敷だった場合もあります。
清掃業者に依頼して綺麗にしてから物件を売却する方法もありますが、ごみ屋敷の状態のまま売却することも可能です。
ごみ屋敷は放置していても問題ないとお考えのオーナー様も多いですが、実際はごみ屋敷を放置することで下記のような問題点も生まれます。
- 火災の危険
- 衛生問題
- 建造物の劣化
立ち退き物件
立ち退き物件とは、オーナー様が建て替えたい・売り払いたい建物に入居者が存在する物件を指します。
築年数が長いマンションやアパート等で、空室が多いために、建て替えたい・または経営を辞めて売り払いたいというオーナー様にとって、入居者をどのように退去させればいいか悩みのタネでもあります。
長期滞納や退去させるための相応の理由がない場合は、入居者に対し交渉をしなければいけません。長い交渉期間も必要になり、また多くの労力がかかります。
不動産会社によっては、立ち退き物件の買い取り、その後の対処を請け負ってくれるサービスも存在します。ご自身で解決せずに依頼する方法も有効的です。
事故物件・訳あり物件が売れない理由
事故物件や訳あり物件は、一般的に人気のない物件であることは間違いありません。これは、買い取った側に物件のリスクがそのまま移動するためです。
しかし、特に事故物件においてはデメリットだけでなく、リスクと引き換えにコスパの良い物件に住めるという利点もあります。入居者の死後、部屋が綺麗に清掃されていれば問題ないというユーザーも一定数存在するようです。
ただ、それはあくまでもリスクと引き換えにでも住める良質な物件（なんらかの付加価値がある等）であることが最低条件であり、基本的には事故物件・ごみ屋敷物件・立ち退き物件は売却しにくいのが現実でしょう。
また、オーナー様にとっては少しでも費用を抑えつつ、高く売りたい・対処したいところではあります。オーナー様の意向と買取人の意向に相違があったり、事故物件ではあるものの高い価値があるとオーナー様が考えている場合も同様に売れないこともあります。
リスク回避・維持費回避のために、多少の金額的な妥協は必要なのかもしれません。
事故物件・訳あり物件は買い取ってもらおう
事故物件や訳あり物件を手放す場合、通常は利益よりも速やかに売却することを望みます。長期的に売却を考えたとしても、その価値が高まる可能性は極めて低いため、短期的に対処することをおすすめします。
また、ごみ屋敷物件を例にすると、清掃業者や不動産会社など多方面の業者と同時に関わりを持つよりも、ごみ屋敷物件を買い取っている不動産会社に丸投げしてしまったほうが精神的に楽です。
手放したい・対処したい物件を査定してもらい、すべて任せてしまったほうが、その他の物件に労力を使うこともできます。
まずはご自身で解決しようとせず、事故物件や訳あり物件の買い取りを行っている業者に依頼してみることが得策です。
専門業者に依頼すべき３つの理由
1.事故物件・訳あり物件でも短期売却が可能
事故物件・訳あり物件は、状態にもよりますが、買取後の補修や清掃が必要になります。買い取った側も、物件を売れるような状態に戻すため、必要経費を引いた金額で買取査定を行います。
この時、専門業者でない不慣れな業者に依頼してしまうと、必要経費を算出するのに時間がかかってしまうこともあります。
その間も物件の価値は日に日に低下していくわけですから、費用面でも精神的な面でも短期売却が可能な専門業者に依頼することが一番の得策だと思います。
また、物件の活用方法を理解していない不慣れな業者の場合は、事故物件や訳あり物件の買取を断るケースもあります。
手間を掛けずに物件を売り払うためには、スピード感のある専門業者に依頼した方が良いでしょう。
2.専門業者は少しでも高く買い取ってくれる
事故物件・訳あり物件に不慣れな業者は、物件を高く売る方法を理解していません。そのため、一般的な相場から必要経費を引き、そこからさらに状態を加味したマイナス点を金額で引いていきます。
一方で、専門業者の場合は、買取後の売却スケジュールをしっかりと管理することができ、どうすれば採算を取れるかよく理解しています。
また、清掃業者やリフォーム業者とも連携しているため、経費を抑え、お客様へ還元することも可能なのです。
3.売主の法的責任を免責にしてくれる
専門業者に物件を売却した場合、売却後に欠陥などの問題が発生した時の法的責任を免責にしてくれるケースがほとんどです。
例えば、床に穴が空いてしまった…など、問題があった場合、通常であれば売り主が費用を負担して修復しなければいけません。
このような法的責任を負わなくて済むのです。
茨城県内で事故物件・訳あり物件をお持ちの方・お困りの方
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水戸市/日立市/土浦市/古河市/石岡市/結城市/龍ケ崎市/下妻市/常総市/常陸太田市/高萩市/北茨城市/笠間市/取手市/牛久市/つくば市/ひたちなか市/鹿嶋市/潮来市/守谷市/常陸大宮市/那珂市/筑西市/坂東市/稲敷市/かすみがうら市/桜川市/神栖市/行方市/鉾田市/つくばみらい市/小美玉市/茨城町/大洗町/城里町/東海村/大子町/美浦村/阿見町/河内町/八千代町/五霞町/境町/利根町
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